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パティスリー アンドゥ
太田 淑子 パティシエ
清澄白河駅から東京都現代美術館方面へ歩くこと10分。高層マンションイーストコモンズの
一角にフランス菓子の店、パティスリー アンドゥはあります。
秋の雰囲気漂う店内は、ハロウインの真っ最中。かわいいかぼちゃのクッキーやかぼちゃのランタンが出迎えます。
店長兼パティシエを務めるのは、太田淑子さん。太田さんが作るお菓子は、厳選された素材で作る家庭的なフランス菓子。ついついもう一つ・・・と買ってしまいそうになる、オリジナリティ溢れる
お菓子が顔を揃えています。
ポリシーは、「ひとつひとつの仕事を丁寧にこなしてゆく」こと。
スタートは1冊の本から
もともとOLをされていた太田さん。何がきっかけでパティシエの道を志したのでしょうか?
「図書館で何気なく見ていた洋菓子の本との出会いが、この道へ進むきっかけとなりました。本の著者であるパティシエの方の科学的なお菓子の作り方に感銘を受け、習うことからスタートしました。そして洋菓子作りを仕事にしたい、と本格的にパティシエの道へと入って行ったんです。
太田さんがお店をオープンしてちょうど1年。お店をオープンするまでもパティシエとして様々な仕事に関わってきました。
「仕事のスタートは洋菓子の卸しからでした。ありがたいことにいろいろな人とのご縁に助けられ、仕事の幅が広がってゆきました。お菓子教室の講師を務めたり、デパートの祭事の依頼をいただいたりと、本当にいろいろなことにチャレンジさせていただきました。」
日々、前進の姿勢で仕事に取り組む太田さん。 これからもパティスリー アンドゥを拠点に洋菓子の美味しさを広めてゆきたいと語ってくれました。
季節感を大切にする
フランス菓子
店頭に並んでいるケーキを見ると、季節のフルーツを使ったものや旬を感じるケーキがたくさんあります。
「私は季節感をとても大切にしています。旬のものはやはり味が違いますね。その美味しさをケーキで表現できたらと、研究の毎日です。」
本日のケーキは、レストランで食べた前菜がヒントになっているとか。少し塩気のきいたチーズタルトにいちじくの自然な甘さが溶け合い、口に入れるとなんとも言えない美味しさが広がります。
「美味しいケーキ作りに素材の美味しさ、鮮度は欠かせません。当たり前のことですが、きちんと素材を選び、心を込めて作る。いつも自分に言い聞かせています。」
ひとつひとつ丁寧に作られる太田さんのケーキには、お子様が「これ買って!」とおねだりしてしまいそうな遊び心も溢れています。実際にお子様に負けてもうひとつ買ってしまうお客様もいらっしゃるとか。
「これからも、素朴で温かいケーキ、お子様も安心して食べられるケーキを作ってゆきたいですね。」
バイタリティの源は夢をもつこと
太田さんとお話をしていると元気をもらえるように感じます。そのバイタリティはどこから来ているのでしょうか?
「私の場合、次はこうしてゆこう。といつも夢や目標が目の前にあるように思います。特に意識をしているわけではないのですが、こんな風になれたらいいなとか、ついつい、夢は大きく描いてしまいますね。ただ、夢や目標を描くと、やっぱり人ってそれに向けて行動するんです。そんな風にして目標に向かって一つ一つ積み重ねてきたことが、レールとなって次の目標につながってゆくのかもしれません。」
これからも夢に向かい、ケーキを作り続けてゆきたいと笑顔で語る太田さん。次の季節にはどんなケーキが登場するのか、乞うご期待です。
いちじくがちょっとしたアクセントのほんのり甘いチーズのタルト。
いちじくのチーズタルト
材料
(18cm 1台分)
クリックして拡大画像をご覧下さい
<タルト生地>
<アパレイユ>
発酵バター
500g
クリームチーズ
130g
粉糖
310g
グラニュー糖
40g
全卵
185g
全卵
60g
アーモンドプードル
125g
コーンスターチ
3g
薄力粉
900g
薄力粉
5g
生クリーム
100g
<飾り>
いちじく
適量
作り方
<タルト生地>
1.バターを室温にもどし、粉糖を合わせ、しっかりと混ぜ合わせる。
2.全卵を1に3回に分けて入れ、その都度しっかりと混ぜる。
3.2にアーモンドパウダー、薄力粉を入れて混ぜ、冷蔵庫で一晩休める。
4.3の生地を190g分計量し、18cmの型よりもひと回り大きく麺棒でのばしてゆく。
5.型に入れ、冷蔵庫で1時間休める。
6.重石を置き、190度に温めたオーブンで10分〜15分、焼き色がつくまで焼く。
7.焼きあがったら、ぬり卵(分量外)
をし、さらに2分焼く。
<アパレイユ>
8.クリームチーズを室温にもどし、グラニュー糖を入れてなめらかになるまで混ぜる。
9.全卵を2回に分けて入れ、なめらかになるまで混ぜる。
10.ふるっておいたコーンスターチ、薄力粉を入れ、さっくりと混ぜ合わせ、生クリームを加える。
<仕上げ>
11.焼きあがったタルト生地に裏ごししたアパレイユを流し入れ、150度で15分ぐらい焼く。
(やわらかい仕上がりのため、焼き上がりは、タルトをゆすって中が動くくらいでOKです。)
12.熟したいちじくを飾り、出来上がり。
[
一言こぼれ話]
アンドゥのケーキやタルトには季節の果物がたくさん登場します。いちじくはドライフルーツになっているものもありますが、やはり、9月〜10月はフレッシュないちじくが美味しい季節です。切り口が色鮮やかなので、 ケーキの飾りに使ったり、タルトにのせたりとけっこう重宝しています。いちじくが手に入らない場合は、洋ナシやりんごで代用してもいいですね。
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