お客様に支えられる名店
中華街の地にお店をオープンして36年目に入る「東園」。ひとつの地で同じ商売を続けてゆくことができる原点は、お客様を思う気持ちにある。
「今、中華街は観光地化していることもあり、一度切りのお客様が多いんです。そんな中うちの店は、何度も来てくださるリピーターのお客様に支えられて、現在に至ります。『東園のフカヒレのスープが食べたいから・・』と味のファンになってくださっている方、『今日は楽しかったよ』と一言添えて帰られる方。お客様の一言、一言は本当にありがたいです」
揚井さんは厨房を全て仕切りながら、ホールに出て接客も行う。それは常にお客様との距離を身近に感じ、お客様の気持ちを肌で感じ取りたいとの思いからである。
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