ラ・ペントラ

杉田 佳子シェフ

シェフの顔・ソムリエの顔

杉田シェフは、イタリアソムリエ協会認定のソムリエでもある。杉田シェフはメルボルンから帰国後、日本のイタリア料理店で腕を振るったのち、3年間料理とワインの勉強をしにイタリアへ渡った。そこで「食べる楽しみの一環としてワインがあることを知った」という。「料理とワインをどのように組み合わせるか」それは永遠のテーマと杉田シェフは語る。
一瞬ここはナポリの港かと思うくらい景色がイタリアと似ている。新鮮な魚介類や季節野菜など旬の素材をふんだんに使ったイタリア料理が気どらずに楽しめる。

シンプル is the ベスト

杉田シェフの探究心はスゴイ!北海道においしいフレンチがある事を知り、食べるためだけに出かけたり、オーストラリアメルボルンの市場においしいカキやアワビがあることを知り、そこに住んでしまったり。。。おいしいものがあればどこへでも飛んで行く。 「おいしいものめぐりをしているうちに食材に興味をもつようになった。その中でイタリア料理がいちばん自分に合っていた」 と杉田シェフ。 ポリシーは「素材のままでおいしいのがいちばん」安心してお客様に食べていただけるよう料理はオーダーが入ってから作るという。 めざすはスローフード! 「イタリア人の食べることへの愛着はすさまじい。イタリア人は生きる力がみなぎっている。私もイタリアに住んだ時圧倒された」 と杉田シェフはいう。そんなシェフの姿にはイタリア人に負けない凛とした情熱あふれる強さがある。 「これからもイタリア人のように食べる意欲のあるお客様にどんどん来ていただきたい。スパゲティとライスを両方注文されないようがんばりたい」とシェフは笑う。ラ・ペントラは陽気に楽しく食事をする場として、ますますにぎわいをみせるだろう。


マグロとピーマンのスパゲティ
材料・1人分

スパゲティ

100g

赤・黄・緑ピーマン( 種を除いたせん切り)

各少々

マグロの切り落とし (塩・胡椒で下味をつけておく)

50g

ローズマリー (葉の部分をみじん切り)

4〜5本

ブラックオリーブ(なくても可)

適宜

フレッシュトマト (ザク切り)

小1個

塩・胡椒

各少々

にんにく (スライス)

2片

タカの爪 (輪切り)

適宜

イタリアンパセリ(微塵きり)

少々

アンチョビ

少々

白ワイン

少々

オリーブオイル

40cc

エクストラヴァージンオイル

少々

作り方

1 パスタ用鍋に湯を沸かし、塩を入れスパゲティをゆでる。
2 フライパンにオリーブオイル ・にんにく・タカの爪を入れ、弱火でにんにくが色づくまで火にかける。
3 マグロとピーマンを入れ中火にし、火が半分ほど通ったら白ワインを入れアルコール分を飛ばす。
4 ローズマリーとブラックオリーブ・パスタボイルのお湯を入れ、ソースを仕上げる。
5 Cの中へスパゲティを入れ、手早く混ぜる。仕上げにパセリとエクストラヴァージンオイルをふりかける。