CHIE'S  KITCHEN (チエズキッチン)

渋谷 千恵(しぶやちえ)

ティーコーディネーター、フードコーディネーター、食器バイヤーの経験を活かし、世田谷区の自宅で2012年、少人数制の料理教室を始める。和洋中エスニックと、様々なジャンルのメニューを月替わりで開催しており、新鮮な素材をシンプルな手順で自宅でも簡単に作ることが出来ると評判。食後に紅茶や中国茶レッスンもお楽しみいただけます。


料理教室に通うのが趣味でした。

食べることと作ることが好きな私が、社会人になってすぐ始めた習い事が料理教室に通うことでした。最初は中華料理専門の料理教室に通い、和食、洋食、中国茶、紅茶と様々な先生に習い続けました。それぞれの教室で経験した「いいな。」と思うことをすべて盛り込んだ教室を、いつか自宅で開きたいとレシピを準備し、2012年息子の幼稚園のママ友達の後押しもあり、料理教室を開きました。
「チエズキッチン」はこんな教室です。

 

@毎月ジャンルが違う。
和、洋、中、エスニックと、毎月テーマをかえたメニューにしていますが、食器バイヤーだった頃に集めた食器が大活躍。食器のコーディネートを楽しみにしてくれる生徒さんもいますので、毎月大変ですが、やりがいを感じています。

A子育て中のママでも通える。
3時間半で調理、試食、ティーレッスンが終わるよう、下ごしらえは事前にすませておき、調理はデモンストレーション形式で後片付けも必要ないため、気軽に来れると言っていただいています。

B生徒さん発信のメニュー作りです。
風邪が流行って来た時に寒鶏湯をメニューに入れたり、「ビールに合う惣菜」とのリクエストで夏の惣菜を中心にしたり、野菜嫌いな子供の為のお弁当をテーマにしたり・・・生徒さんのリクエストでメニューやテーマを考えることも多いです。

家族へ喜ばれる料理へのこだわり

生徒さんのご主人、お子さん、ご両親、お姑さんなどにも料理教室のレシピが喜んでもらえているのが、とてもうれしいです。「今月は料理教室いつ行くの?」「来月のメニューは何?」などと、生徒さんのご家族も料理教室で習った料理を再現してもらえるのを待っていてくださるそうです。家族のために作る家庭料理をベースに、自宅で再現しやすい簡単で美味しい料理をこれからも考えていきたいと思います。また、レシピは10年20年たっても消えることがないものですので、それぞれの家庭で愛されるような料理を発信していきたいです。

松茸と白身魚のスープ 

秋の味覚、松茸を使った香り豊かな中華風のスープです。ぜひ熱々でお召し上がりください。

 

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材料・4人分
松茸 2本
白身魚 2切れ
春菊 1/2束
中華スープ 6カップ

調味料

 
(A)塩 少々
  酒 少々
  片栗粉 小さじ1
(B)塩 小さじ1
  こしょう 少々
  酒 大さじ2

中華風スープ(こだわりたい方)

 
鶏むね肉のミンチ(スープ素でもOK) 200g
卵白 1個
6カップ
醤油 1.2滴
少々
こしょう 少々
大さじ1

@鍋の水が沸いたら鶏むね肉ミンチ、卵白スープ入れてお粥の状態になるまでかき混ぜる。
A6カップの水が湧いたら@を入れてかき混ぜる。
B鶏むね肉、卵白を取り除く。
C塩、こしょう、お酒でで味を整える。(醤油は隠し味で1.2滴)

作り方

1.中華風スープを作る。(上記、中華スープレシピ参照。簡単に用意したい方は、中華スープの素でOK。)
2.松茸は根の汚れをとり、縦に薄切りにする。
2.魚は一口大のそぎ切りにし、(A)で下味をつける。
3.スープを沸かし、魚を一切れずつ入れあくをとり、松茸を入れて(B)で味付け。
4.春菊は葉の部分を頂く直前にスープに入れる。

※ 中華風スープで召し上がると秋を身近に感ることが出来ます。