ラビニア

加藤 敦範  オーナー

自分自身が納得できるものだけを提供したい!<

学生時代に、マスターが取り仕切る個人喫茶店に 魅了される。いつかは自分で喫茶店を営みたいという熱い思いを持ち続け、学芸大学近くの閑静な場所に1996年、開店。洋菓子職人としての技量もしっかり身につけ決して妥協を許さない姿勢で日々、菓子作りに励む。 居心地の良い空間で、自分自身食べて 「美味しい」と思える紅茶とスイーツだけを常に提供。そんなオーナーの姿勢に開店以来のファンも大勢いらっしゃる、とっておきの紅茶専門店!


アンティークに囲まれて

まるでイギリス郊外のお洒落な住宅のような店内。素敵なアンティークの家具や小物類はオーナーがコツコツと集めていった品々。初めて訪れた方にも、どこか懐かしさを感じさせる空間です。紅茶を飲みながらゆったりと本を読んだり、会話を楽しむお客様が今日も後を絶ちません。1人で来店される男性客も多いとか。
オーナーは”当たり前のこと”をしっかりと実践しています。「紅茶の渋み・香りが、とても落ち着くものだと感じ、その本当の美味しさをきちんと伝えたい。ただそれだけなんです。」紅茶は大阪北区の(有)ムジカティーから、セレクトされているとの事。しっかりした味わいのあるボディー感、何ともいえない紅茶本来の香り。それでいて甘味があり、何杯飲んでも飲み飽きない、これが紅茶の特徴です。ストレートで飲んでも自然の甘味が感じられるのです!ちなみにラビニアは、日本紅茶協会からも認定を受ける本格紅茶専門店です。

紅茶もスイーツ類も両方、自信作

紅茶にもスイーツにも手は抜きたくない。徹底的に6年間、老舗洋菓子店”シェ・リュイ”で修業。「ティールームをやるにはしっかりと製菓も学んで、自分も納得できる菓子だけを提供したかった。」一口食べれば納得の味です。
毎年、イチゴの季節にのみ作られるショートケーキは通年味わえるタルト類とはまた違ったフレッシュさが格別な美味しさです。クリスマスも個数限定で予約を受付けているとか。お店の看板メニューであるスコーンを始め、数種類のタルト類、チーズケーキはどれも作りたてにこだわります。本当の美味しさとは決して手抜きのない心意気から生まれるのだなと改めて感じました。

バナナのタルト

お店の大人気メニュー。レシピを特別に教えていただきました。

材料21pタルト1台分

[練りこみパイ]

バター

240g

薄力粉

200g

強力粉

200g

砂糖

16g

10g

卵黄

2個

80ml

※それぞれの下準備を先に施してください


バナナ

3本

ココナツロング

60g

カスタードクリーム

80g

アーモンドクリーム

200g

練りこみパイ

200g

[アーモンドクリーム]

*バター

200g

*上白糖

200g

*全卵

3個

*アーモンドパウダー

200g

*強力粉

40g

[カスタードクリーム]

*牛乳

200ml

*上白糖

40g

*卵黄

2個

*薄力粉

16g

*バニラ棒

適宜

※それぞれの下準備を先に施してください

作り方

1.[練りこみパイを作る] 1cm角のバターと粉をすり混ぜ、そぼろ状にした後、窪みを作り、中央にその他の材料をいれて崩しながらサックリと合わせる。
コシが出ないよう重ねるようにまとめ、ラップに包んで2〜3時間寝かせる。
2.【アーモンドクリームを作る】室温に戻したバターをポマート状にし、上白糖を加えすり混ぜる。次にほぐしておいた全卵を少しずつ加え、強力粉、アーモンドパウダーも順に加えよく混ぜる。
3.約200gの重さの練りこみパイを、2mmの厚さで伸ばし、冷蔵庫で冷やして落ち着かせる
4.タルトの上に約100g(3mmの厚さ)のアーモンドクリームをのせる。その上に縦に半分、長さも半分にしたバナナを並べる。
5.バナナ同士の隙間にカスタードクリームを搾り、平らにならす。
さらに残りのアーモンドクリームを全体に覆うようにのばし、ココナツロングをまんべんなく振りかける。
6.180℃に熱したオーブンで50〜60分 焼成する。
   (約10分後、ココナッツに色が付いたら原紙をかぶせること)