ー現地に足を運んで・・・・
年に1度は現地に足を運んでいる高梨シェフ。
「本当にアジアは発展が早く、料理においてもどんどんフュージョン化が進んでいる。行く度に新しい味に出会うんだよね。どれだけ
現地の料理を知っているのか、レパートリーの広さはとても大切。それに料理のベースを持っていると、違うエッセンスを加えても全体的にまとまりのある、バランスのとれた料理を作ることができる。それが飽きずにお客様に伝わるんじゃないかな?」
現地に行くと真っ先に屋台へと向かうという。
「やっぱり地元の味を一番味わえるのは、屋台だね。現地の味がストレートに伝わってくる。それを見て、レストランではどんな風に
料理を提供しているのかを見に行く。やっぱり日本のお客様に料理を出すときは、見た目も大切だからね(笑)。」
クロープクルアの料理は「現地にあるけれど日本では、なかなかお目にかかれない、オリジナルなものが多い」と常連客が7割を占めるのもうなずける。
常にお客様とのコミニュケーションを大切にする高梨シェフ。あえてタイ・ベトナムの2国の料理を提供するのにも理由がある。
「仲間で食事に来ても、その中で辛いものが食べられない人が一人でもいると、その料理を注文できなかったりするじゃないですか?
料理を通してアジアを好きになってもらいたいし、食べることを通して、楽しいコミニュケーションをとってもらいたい。だから、味のやわらかなベトナム料理で辛さのハードルを低くしているんです。 それに食材はだいたい共通している。調味料や味付けを変えて、タイ料理を作ったり、ベトナム料理を作ったりしているよ。」