金麦

伊藤 隆一 オーナーシェフ

1967年 宮城県生まれ
1986年 ホテルオークラ東京製パン課入社
1993年 横浜ロイヤルパークホテル製パン課入社
1997年 大理石ロックハート城「レピドール」立ち上げ
2002年  港区白金台に「金麦」をオープン
東京栄養食品専門学校非常勤講師 JPB友の会会員


フランス田舎パンをメインに素材を厳選して焼き上げたパンは約40種類。香りにこだわり、毎日食べても飽きがこないパンを目指しています。

パンのおいしさには技術のほかに素材のクオリティが欠かせません!発酵バターを用いるからこそ生まれるクロワッサンやバターロールの豊かな味わい。フランス産小麦の美味しさを詰め込んだバケット。お料理ともにテーブルパンとしても満足いただける自信作の数々です。

「金麦」のパンを用いたおすすめレシピのご提案

パン本来の味をかみしめて欲しいという思いもありますが、ちょっとしたパーティーや午後のひとときにアクセントをくわえていただくこともうれしい限りです。今回はパリパリ感が自慢の「バケット」とミルクたっぷりのテーブルロール「パン・オ・レ」をアレンジした簡単で美味しいメニューをご紹介いたします。ぜひ一度お試しください。

バケットホタテと小海老のグラタンソース


材 料
バケット 1本
貝柱 3個
小海老 10個
マッシュルーム 10個
パプリカ赤・黄色 各1/4
イタリアンパセリ 適量
オリーブオイル 適量
にんにく 一片
塩・胡椒 適量
ガーリックオイル 適量
白ワイン 適量
パン粉 適量
作り方

@貝柱は1/4カットににし、と小エビを塩・胡椒・ガーリックオイル少々であえて、にんにくみじん切りとともに中火で火を通す。
Aマッシュルーム・パプリカのみじん切りを塩・胡椒でソテーし白ワインで風味付けをしておく。
Bソースを作る(A)を混ぜながら火にかけ、(B)をあわせ弱火にする。粗熱がとれたら、(C)を入れる。
Cお好きにカットしたバケットに@Aをのせ、250度のオーブンで、90秒。その後ソースをかけ、パン粉をのせさらに90秒。召し上げる前にイタリアンパセリをのせて・・・

A ゴルゴンゾーラ100g 牛乳100cc
B 生クリーム30cc バター10g パルメザン10g
C 卵黄 半分  
パン・オ・レ
[アフタヌーンティ]

材 料
パン・オ・レ (金麦)
無塩バター

蜂蜜(プロバンス産なら◎)

バニラアイスクリーム

 


召し上がり方

ミルクたっぷりの「パン・オ・レ」を3cmくらいスライスする。
無塩バターと濃くのあるフランス産の蜂蜜を準備。
決め手はバニラアイスをたっぷりとパンの上にのせること。
優雅な午後のティータイムにとても似合います。
あったかいカフェ・オ・レがおすすめです。


編集後記

伊藤シェフの純粋にこだわりぬいているパンへの思いは「金麦」のお店をみれば納得できるはず。
地元のファンの方にが支えられているというシェフの言葉どおり、店の前の公園ではお子様とパンを楽しむ主婦の方が。
お昼にパンを購入されるサラリーマンの方も多いんですよというお話もうなずけました。
誰もが入りやすい雰囲気を自然と生み出しているんだと思います。