― ライスカレーを作るにあたって苦労されたことはありますか?
目指したのは、一皿食べた後また食べたいと思うカレー、毎日食べたいと思うカレーです。そのオーナーが感動したという味を再現するのに苦労しました。特に全体のバランスとブイヨンです。コクをだすにはどうすればよいか、炒め時間を変えたり、牛すじや鶏がらの配合を検討したり、チャツネや油の量を変えたりと、今思い返せば、毎日試作の連続でした。おかげさまでほとんどのお客様に残さずきれいにライスカレーを召し上がっていただいております。そんなお皿を見るたびに「苦労した甲斐があったな」とうれしい気持ちと同時に「もっとおししいものを」と励みになります。
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