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青いパパイヤ

トラン ティ ハー オーナーシェフ 

ポリシーは「おいしく優しい味のベトナム料理を提供していく」
「ベトナム料理そのものを知ってもらいたい」と本場の味を守りつつ腕を振るうのはベトナム人のハーシェフ。「ベトナム人はおおらかよ」と語るハーシェフは、とても華奢で、優しさとエネルギーが満ち溢れる実に笑顔が素敵な女性だ。ハーシェフの料理をひとくち食べれば、みな虜になってしまう。リピーター続出の一軒である。

とても流暢な日本語ですね。ハーシェフは、どうして日本にお店を開かれたのですか?           

トラン:私は、難民で日本へ来ました。料理に興味がありましたし、料理は生きていくうえでしなくてはいけないものです。いつかベトナム料理の店を開くのが私の夢でした。だから、昼間仕事をしながら、夜間の調理師学校に通いました。だんだんと調理師の勉強をしているうちに栄養学も知らなくてはいけないと思ったのです。卒業後、日本語研究所に1年間通い日本語をマスターし、そして大学を受験、合格し栄養学を学びました。

―学生生活はいかがでしたか?

トラン:主婦をしながらの学生生活でしたし、私は社会人入学でしたので、若い学生さんに混ざることができて楽しかったです。学生の中には、台湾人の方や50歳の人もいて年齢差をあまり感じませんでした。得したことは、若い友達がいっぱいできたこと。きっとまわりの友達も私が外国人とは思っていなかったかも(笑)。

―そして、大学卒業後、平成8年に青いパパ
イヤをオープン。念願のお店を開かれたご感想は?

トラン:商売することは大変なことです。自分の力の範囲でのんびりとゆっくりできる店にしたいと思っています。そうしないと忙しさに追われて気持ちが穏やかでなくなりよいものができないでしょ。だから、店の場所も都会を離れた十条、店の広さも私ひとりで責任を持って調理ができる広さにしました。

【緑豆入り肉餅】

【牛肉ビーフンサラダ】
 
お好みの画像をクリックしてお楽しみください。

それでは最後に、青いパパイヤと共に歩んでいらっしゃるハーシェフのこれからの夢をお聞かせください。

トラン:店を開店という第一の夢は叶いました。これからも争いのない今のこの生活をいつまでも続けていきたいと思います。“明日の風は明日にまかせる”です。ベトナム料理は、野菜をたっぷり使ったヘルシーな料理です。そんなベトナム伝統の味をそのまま守りながら店を続けていきます。

―貴重なご意見どうもありがとうございました―

Canh chua thom カン チュア トーム(魚とパイナップルの酸味スープ) 材料・4人分

白身魚 150g(一切れ)
ヌッマム(魚下味用) 大さじ1
万能ネギ 白部(魚下味用)(小口切り) 2〜3本
ムラサキ小玉ねぎ(粗みじん切り)
1個
大さじ1 1/2
唐辛子粉 少々
トマト(大)(くし切り) 1個
パイナップル(スライス) 100g
お湯 800cc
もやし(根元を取り除き洗っておく) 150g
砂糖 小さじ2
小さじ1/2
ヌックマム 小さじ1
万能ネギ(葉部)(小口切り) 2〜3本
香菜(2〜3cmにカット) 2〜3本
香油またはラー油 大さじ1

作り方
1.魚を塩水で洗った後、水気をよく拭いて、万能ネギ(白い部分)とヌックマムで下味をつけておく。
2.油で熱した鍋に小玉ねぎを入れ、香りが出たら@を入れ、魚の両面に火が通るまで丁寧に炒める。
3.トマト、唐辛子を加え軽く炒める。お湯を加え強火で沸騰させる。スライスしたパイナップルを軽く絞って、実と汁を鍋に入れ、中
  火で3〜4分煮る。                  
4.もやしを加えて、ヌックマム・塩・砂糖で味を整える。もやしが柔らかくなり過ぎないように1〜2分で火を止めて、香油を加える。
5.器に盛り付けた後、万能ネギ(葉の部分)と香菜を上に散らしてできあがり。

<一口メモ>
香油はAnnatto Seedという植物の種をサラダ油に漬けて、色と香りを抽出した油で、仕上がりに加えることによって香りを高める。


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