オーガニック食材との出会い
「料理を作るだけでなく、世の中の流れや自分の価値観を広げたい」 大塚さんのオーガニック食材との出会いはクレヨンハウスから始まった。
元気な野菜の美味しさを肌で感じることとなった大塚さんだったが、一番の驚きは人参の美味しさにあったという。
「ある時、ゆでただけの人参を食べたんです。人参のなんとも言えない甘さが口いっぱいに広がり、その美味しさに本当に感動しました。」
季節の野菜を食べるごとにその美味しさに感動していった大塚さん。そんな食材と対話をするうちに、オーガニックの世界にますます引き付けられていった。
「オーガニックの食材を扱っていると、環境のこと、生産者のこと、本当にいろいろな問題が見えてきます。そのひとつひとつをじっくりと考えるようになりましたね。」
オーガニックの考えが浸透してきている昨今、料理を通して素材の美味しさをお客様へ届けるのが大塚さんの役割なのである。 |