中華と和食のコラボレーションレストラン 「杏の花」
もともとは、「中国料理杏花飯店」という中華専門のレストランだった「杏の花」。2年前に和食と中華を味わえるレストランとして、リニューアルオープンした。その厨房一切を取り仕切るのが鈴木総料理長だ。メニューを見ると、本格中華料理を初めとして会席料理、和食、各種地酒など種類の多さに目を見張る。
「このレストランでは個人的なご利用の他、宴会や法要、会合など団体のお客様も多くいらっしゃいます。いろいろなお客様に対応が可能なようにメニューの幅は広いですね。私達の店のポリシーは、『自分達が自信をもってお出しできる料理を出す』。だから、季節の素材を吟味し本物の味をお客様に味わっていただきたい、と思っています」
言葉一つ一つに、プロの料理人としての心意気が感じられる鈴木さん。料理の世界に足を踏み入れたのは18歳の時だった。
「高校卒業と同時に料理人として歩み初めて、その時から中華一筋でやってきました。人の倍は働きましたね。大変なこともありましたが、ここまでこれた理由のひとつは、『この仕事が好きである』ということです。また、尊敬できる親方との出会い、お客様との出会い、いろいろな方とのつながりが土台となり、今の自分があるんです」
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